クレープ屋さんに行って落ち込んだ話…

ビジネス設計

From:山下晋弥(店舗&WEBマーケター)

 

クレープ屋さんに行って落ち込んだ話…

昨日は残念ながら、運動会が雨で中止(でも、ガストは行きました!ガストの下りは土曜日のメルマガに書いています)

娘は運動会がやりたかったみたいで落ち込んでいるので、だからといってはなんですが、近くのショッピングモールにクレープを買いに行きました。元気が出るのかなって思って。

で、そのクレープ屋さんを見ていて「起業家として反省しなんなあかんな…」って思ったことがあったので、シェアしていきます。

 

店の導線設計が全く出来ない…

クレープ屋さんを見ていて思ったことが「導線設計がゼロ」でした。

お店にはあるじゃないですか、こうなったらこうしようという「流れ」みたいなのが、それがなしという、、、

例えば、

最初、お店に2名の女性がいました。店長とバイトらしき子が。

でも、途中で店長らしき人物が「ありがと」と、生地を焼いている子に言って、その子はエプロンを脱ぎ帰っていった。マジで!?このタイミングで…って思いました。

もちろん、バイトの時間もあるでしょうけど、今この状況でって…店の騒動システムが無いやん、、、って思います。

他にも、クレープを作る時、生地を焼く人と、具材を乗せる人は別の場所にいる。つまり、生地を渡すのが前と後ろにいると。焼いたら後ろにもっていかないといけない。

なんでこうしたん?!って素人目から見てもわかるやん。頑張って横のしたら良いやんって。この後ろに回す手間がなければ、10秒は短縮できますやんって。

あと、息子曰く、チョコバナナとかは生地が冷たい方がいいと。

ということは、オープン前に作って冷蔵庫に入れておけばいいやん。「冷たい生地と温かいのどっちがいいですか?」と一言聞いてあげればいいやん。焼く時間が短縮できるので、提供までの時間が短縮できるのにね。

あと、作ってる間に呼び出しベルのサービスが無いので購入した人がずっと店の前で待っとかないといけないってのが超絶無駄だから、それをなんとかしてなくさないと。

5分後もう一度来てくれるか?とか、その分30円割引させていただきますとかするとかね。とにかく、ごちゃごちゃしていてややこしいし、、、

もしできるなら、事前予約してくれていたら50円OFFとかもありかもしれない。

食後に食べるとか、明日食べに来るとかでやっていたら、作る時間がわかるからだいたいの量がわかるもんね。

ってね。もっとやれることあるけど、まずはここでも変えたらめっちゃええやんって思った。で、めっちゃ不思議に思ったことでてきました。

 

「なんでこの状態で事業が成り立ってるの?」って。

気になりすぎて、お店の事を調べてみると、なんとオープンしたのが9月20日だったと。で、この店の前もクレープ屋さんだったのだと。

いやいや、なおさらあかんでしょ。最悪やんって。

 

自分本位で事業をしてるのでは?

というのも、クレープ屋さんでクレープを買った後、いや、買う前から長いこと。商品を注文するまでに10分、注文してから20分は待ちがあったのです。

別に、100人も並んでいるとかなら良いねんで。待つ覚悟で行ってるから。でもさ、3名とかやで並んでるの。

それぐらいさばけるシステムとか従業員の商品作成教育をしてからオープンしないとあかんでしょ…

10人来てもいけるぐらいのシステムを作ってからやれよって。それが、事業してお金を儲もらう最低限のことでしょって。

たぶん、オーナーは売れるからやろうってなっただけで、後のことは一切考えていないんだなって。げんなりしました。

 

ボランティアじゃないよね?!

事業を作る人側や、起業家は、ただ商品が「売れそう」だからって事業をやりがち。つまり、売り手目線だけでの商売をやりがち。

事業ってさ、売れる売れないはあるけど、それよりも根本的にこの思考で作られた事業って「失礼だろう!」と思う。

お客さんにお金をだして購入してもらうことが。

ボランティならまだいいかもしれない。でも資金で価値が動くという事業をするなら当たり前に。

ほんと、当たり前の事だけど、忘れがちなところかなと。失礼のないように、事業を勧めることがね。

自分も忘れがちな「基本」だったので、今回は自戒の念を込めてのメルマガでした。

ー山下晋弥

コメント

タイトルとURLをコピーしました