小規模治療院の参謀
From:山下晋弥
一ヶ月前、クライアントからこんな
相談をもらいました。
「地域で腰痛教室やってたんだけど、
毎月1名から2名しかこなくなったんです。だから、腰痛をやめて別の教室やりたいんです。
どうやったら集まるかな?って。
何をしたいのか聞くと、
今回は、薬がもたらす影響ということ。
「薬のだめなところをセミナー」。。。
まあまあむずいやんって思った(笑)
でも、一回やってみよかってなり、
戦略を練りました。それが9月のはじめ。
約一ヶ月前でした。
昨日、連絡をもらい、
11月2週目の土曜日開催で、
定員10名限定のところ
すでに、
既存の患者さん合わせて8人いると。
日程が迫ってきたらもうちょい埋まってくるかなと思っている。
だから、この案件は成功したと思っている。(内心めっちゃ嬉しい(笑))
今回、集まったのは、そもそもセミナーの内容が違うから
集まったのもあるかもしれないけど、
僕は今回はちょっとひねりを加えたのが
行けたのかなって思う。
ここからは僕がやった
戦略をお伝えします。
強みを活かしたストレングス戦略
今回の戦略をストレングス戦略を命名しています。最大限強みを活かして戦う戦略です。
1、ターゲットの設定
まず最初にターゲット設定をした。
セミナー開催する場所的に、おじいおばあが行き来するので、もちろん、お祖父お祖母がターゲットということ。
おじいとおばあは
なんかよくわからんけど、
薬を飲んだるらしい多い人では10種類も飲んでる。だから薬の恐怖を知ってほしいといことだった。
2、内容を確認
セミナーの内容を知らないので、ヒアリングしました。
クライントさんいわく、
薬を飲むことで、治る病気も治らないようになるらしい。
血圧が下がらない、心臓の肥大、鬱傾向になりやすくなると。
実際、やめたら鬱や血圧が正常に戻ってきてるデータもでている
もちろん、運動はやってるが。
でも、運動は同じ。飲もうが飲みまいが、やっている。つまり、ホンマに薬を飲むのをやめるとよくなる。ということ。
これを広げていきたい。
ということだった。
ヒアリングでの感想は、
まあまあ真面目な感じで面白くないなって
率直に思った。このままでは、、、、
むずいと。
3、クライアントの強みを確認。ポジショニングとり。
この時点で、どうやったら勝てるかなって悩んでいる状態。真面目に集客してもなっって。
僕らって、結局医者じゃない。薬剤師でもない。だから薬に関して権威性がない。
そもそも、そんな真面目な話ってききたいのかな。医者から聞くならまだしも、一人のおじさん(柔整師)がやってくるわけない。普通にやっても勝てる気しない。
だったら負けないようにする。
そこで考えたのが、相手の強みからの弱み。
僕は、医者は基本的にプライドが高い人種と設定した。
私は先生だ。お前ら逆らえー!というような立ち位置だと思っている(仮定ね)
そこに対応するのは、
クライアントさんはおじさん。
ふつーのおじさん。スーツ着てやってもマジで無理。だったら、クライアントさんの「売り」を最大限活かす。
クライアントさんは、
誰とでも面白く喋れる。アニメが好き。結構喋るのってくる。ストーリーネタを作ることが出来る。老人ウケする。
これらの特徴を踏まえた結果、
セミナーを【面白い形でお届けする】
これらな薬という内容で医者とは違うポジションをとっていける。
だからいいんじゃないと。
「老人が面白って思うのなにやろか?」って思った。
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あ!綾小路きみまろやん。
老人のアイドル、カリスマ。漫談。。
漫談や!!!!ということで、、、
コンセプトが【漫談で薬の話】できまった。
4、反応認知リリース
僕は、このポイント飛ばすことはしてはいけないと思っています。なぜなら、ここでほぼ勝てるか判断できるからです。
前回の集客媒体は、
チラシを作って院内の患者さんに配布。
イベントをやるところに掲示。
この2つで集めていたということ。
だから、今回も同じようにした。
まず、既存の患者さんに、「これどうおもう?行きたいと思う?」とリサーチ
結果、行きたい!って言ってくれた人が数名いました。この時点で勝つ確率はアップしたと思っていました。そして、、、イベントホールに掲示した。
すると、すぐに数件の予約電話がなって、今に至るということです。
まとめ
今回やったことは、比較的難しくないことをしました。
1、ターゲットのことを考えた。
2、ライバルができないことを考え、出来ないことを自分がやる。
それだけだです。
集客をするためには、
他にはないものを作ることが最重要だと思います。飽和している状況の市場では特に。
集客でつまずいたらな
まずは、他と違うところはどこかな?を探すようにしていけばいいですね。
あ、集客したチラシのビフォーアフタを
つけておきまーす!参考までに!
↑
腰痛教室チラシ
↑
薬チラシ
PS、
業界歴8年目のライターが
飽和市場で差別化するためのコピーライティング講座を作りました。
↓
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