From:山下晋弥 治療院マーケター
アイムドーナツって知ってます?
東京(渋谷、中目黒、表参道など)福岡で1店舗、系5店舗展開しているドーナツ専門店です。
各店舗、毎日3000個を販売していると。
調べると年商2億の事業でした。単価300円です。すごいですよね。
日曜日、朝の情報番組をみていて、社長がテレビ取材されていました。
話を聞いていて、成功している店舗ビジネスではどこもやってることだなと思いました。
成功してるアイムドーナツ店舗と失敗する店舗の違い
失敗する店舗ビジネスは、
売上が下がっているので、スタッフの作業量が増えていきます。売上をあげるために、新商品を開発したり、会議を繰り返したりと。
がむしゃらに行動するので全員の労働力があがります。集客は難しくなっています。顧客が来ないので口コミが広がらない。SNSでもシェアしてもらえないので、認知力がないからです。
一方、年商2億円で各店舗、日に3000個売れるアイムドーナツは、店員さんの動きがスムーズに作業がながれています。
オペレータもうまいです。集客もうまくいきます。そもそも集客で悩み事はありません。SNSや口コミをみて勝手に顧客がきてくれます。
また新しく商品を作っても勝手に売れていきます。
一日の販売量も各店舗、上限があり計算できています。ですから、業務時間がきっちりしていて残業などもありません。
むしろ、完売が早ければ早いほど、店舗は終了となるので、仕事の時間は短くなります。
いったい、何が違いをうんだのでしょうか?
もちろん、商品もあります。しかし、
同じ店舗ビジネスです。人を集めて、販売するという原理原則は同じです。ですから商品の責任にしてしまうと、売れる商品を扱う人ばかりになり、世の中売れない商品はなくなります。
だから、商品はそこまで大きな違いではありません。
では、違いは、、
「場所に合わせてお店を作る」です
各店舗3000個売り上げるアイムドーナツはチェーン店です。チェーン店といえば、コンビニをイメージすると、どこも同じ物をおいていると。。。そして、別段変哲もないと。つまり、どこも同じです。
しかし、アイムドーナツは違います。
毎日3000個のドーナツを売る秘訣
駅から近く、交通量も多い原宿店は種類を絞り、いつでも揚げたてが食べられる店に。持ち帰りはベーシックな味を3個詰めたボックスのみと、シンプルなオペレーションで回転率を上げています。
対照的に、駅徒歩10分の渋谷店は80種類もの多彩なドーナツを取り揃える。「原宿や中目黒の行きやすいお店に行った人が、もっと種類があるお店に行きたいと思った時に渋谷店を選んでもらうこと」を狙う。
だから、各店で毎日約3000個のドーナツが売れると。
つまり、場所によって販売する量や質を変化させています。
インタビューで社長は、
各店舗で成功した理由を、
「成功した店舗のコピーを量産しているわけではない。アイムドーナツは、それぞれの店舗の役割が異なる」と。
では、どうやって場所から成功するお店を作るのか?
今から新しい場所に店舗を出せとかではありません。
今の場所でもOKです。
現在の地域の特性を探して店を「ポジショニング」することです。
- ビジネス街にスタバがあるのは、憩いの場を求めているからです。
- ビジネス街に悟空の気持ち(ヘッドマッサージ屋)があるのは、横になって休憩できる場所を求めているからです。
- 高速の休憩場所に、座って施す10分クイックマッサージをだしているのは、短時間で固まった体をほぐして運転できるエネルギーをチャージしたいからです。
- 京都大学の近くに、町の食堂屋がたくさんあるのは、貧乏学生が低価格で腹いっぱい食えるオアシスを求めているからです。
ビジネス街に出したらいい店舗があります。
逆を言えば、店舗がビジネス街にあるなら、ビジネス街でウケるようにしていけばいいと。
ちなみに、アイムドーナツの社長は、
店舗を作る時、自分の足で歩いて探すと。特性を探しているのだと思いますね。
ポジショニングについてご相談は、山下まで(^o^)
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