From:山下晋弥 治療院マーケター
第二次世界大戦前
京都のある場所におじいちゃんがいました。
おじいちゃんおもちゃ会社を経営していました。会社では花札を販売していました。
当時、娯楽がなかったので、花札は老若男女に人気。
大人は賭博で使い、、子供は家でできる遊びがありませんでしたので、家族で楽しんでやっていました。
終戦を迎え高度経済成長期になりました。
欧米文化が入ったおかげや、企業成長のおかげで、映画館ができ、テレビでき街頭プロレスに熱狂しました。
鉄腕アトムが初めてのアニメになり、アニメにも熱狂。結果、みんな花札を手放していきました。
時代はバブル期へ。
ダンスホールや、麻雀、カラオケなどアミューズメントを提供する場所が増え、みんなさらに花札を手放していきました。
もう花札は売れない、、、
おじいちゃんの会社は経営が厳しくなりました。売上がでないので、廃業寸前。ヤバい状態に。
しかし、おじいちゃんは、あきらめませんでした。
大大大ヒット商品を生み出した
1983年活気的な子供の娯楽のゲーム機を生み出したのです。
ヒット商品には、子どもたちは喜びまくり、長蛇の列を作るほどでした。
おじいちゃんは安泰可と思いました。しかし、そんなことはありませんでした。
ウォークマンを作った有名電気会社がおじいちゃんのヒット商品に対抗して、高価格で高性能なゲーム機を開発し、ぶつけてきたのです。
おじいちゃんは、顧客を取られて、目に見えて売上がさがっていき、会社の業績が下がっていきました。
売上は減少。また会社がピンチに…
会社は大きくなり、社員も増えているので、経費がかさんでいます。ですから、さすがにヤバい状態になりました。
おじいちゃんも、流石にもう駄目か。そんなとき、
自宅でゲームをしてる子供と母親が。
そうか!これしかない。
コレで失敗したら終わりだ。藁にもすがる思いで、あることを実行していきました。
廃業寸前からV字回復!どうやって世界的有名メーカーになれたのか?!
今、おじいちゃんの会社は、
全世界に会社の名前も知れ渡って、西日本にある世界で1番を取ったエンターテイメントランドにも、キャラクターが誘致されるほどに。
また、1996年まで、日系企業として史上唯一、イチローが所属していたメジャーリーグ球団の筆頭株主にもなりました。
日本で有数の有名メーカーを作った創設者に。
おじいちゃんがやったことは、
- めっちゃ画像がキレイなゲームを作ったのではありません。
- 価格を安くしてみんなが買ってくれるようにしたわけでもありません。
むしろ、価格が高くなったし、画像やゲームのクオリティは、ライバル会社の方が高いものを作っています。
では、おじいちゃんがやったことは、
「ポジショニング」です。
それも、誰も手を付けていない層へポジショニングです。
おじいちゃんの話ですが、実は任天堂のことです。
任天堂は、花札が売れなくなった時、伝説のファミコンを作りました。そして、続編としてスーパーファミコンを作りました。ゲーム市場では敵なしで無敵状態でした。
しかし、SONYがプレステを作ってきました。
SONYはうまいことで、正面から任天堂と戦おうとしませんでした。
ゲーム市場の20%ほどシェアを取りにいくようにしていました。ただ、そのシェアを取りに行くのは、継続するゲームが好きな層を取りにいきました。
ゲームをする青年男子のシェアです。
高性能なゲームを作り販売。ものの見事に青年層を奪えました。
結果、任天堂の売上が激減しました。しかし、ここから反撃がはじまります。
瀕死の状態からV字回復へ
任天堂は、反撃の一手として、新しいハードの任天堂DSを作りました。
子供にアプローチをするのはもちろんですが、ある意外な層にアプローチしていきました。
今までゲームをやっていなかった層にアプローチ60代、70代の層に。
「大学教授が作った大人の脳トレ」を作り。
結果、取り込みに成功し販売業績を伸ばしました。
今までゲームをしていなかった大人にプレイさせることに成功したのでした。
さらに、新しいハードの任天堂Wiiを発売。
Wiiフットという体操や運動をするソフトを作り発売。
そして、同じ手法を使いました。
ゲームに手を付けていなかった20代から30代の女性の層へアプローチしたのでした。
結果、女性の取り組みに成功しました。
任天堂はゲームは子供がやる遊びという当たり前があったのを、
「大人のゲーム」と「若い女性のためのゲーム」を作り出し販売し成功。
つまり、任天堂はポジショニングを変えて業績を復活させたのでした。
治療院で、どうやったらポジショニングができるのか?
治療院のやりかたは、
「強みをみつけて地域の特性を活かすことです」
治療院でのポジショニングはこの2つしかありません。
逆にあれば、、教えて欲しいです(汗)
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