想定の”12倍以上”売れたひげ剃りのポジショニングがスゴイ

ビジネス設計

From:山下晋弥 治療院マーケター

 

先日、ITビジネスを読んでいるときに「Panasonic」のひげ剃りの記事がでてきました。

気になって続きを読んでみました・

なぜ、想定の12倍以上も売れたのか、担当者さんとのインタビュー形式で詳しく書かれていました。

そうそう!やっぱりそれだよね!と唸りました(笑)

というのも、

 

売れた理由が、治療院ビジネスにめっちゃ役立つポジショニングを使っているから。

このポジションの作り方を知ってる人と知らない人では、今後5年、10年治療院でやっていけるかいけないかを分けるなと。

ですから、シェアさせてくださいませ。

 

飽和してるひげ剃り市場なのに、12倍以上も売れたポジションがスゴイ!

現状、電動ひげ剃り市場は、各社研究が進み機能的にはMAXらしいです。

つまり、顧客が使っていても不満がないと。

だから、買い替えがなく、一度買ったらほぼ購入にはいたらないと。潰れるまでは。

 

また、美容系市場をみてみると、脱毛サロンが流行っている。男性専門のヒゲを脱毛サロンも。つまり、余計にひげそりが必要なくなっている可能性が高い。

 

つまり、ひげ剃りは市場では売れにくく、売上をあげるのは難しいと。

 

一方、パナソニックが新しく出したひげ剃りは発売から約5カ月で想定の12倍の売上をだしました。

2023年9月に発売した電気シェーバー「ラムダッシュ パームイン」

CMでもやっているのでみたことがあるかもしれないが、“手のひらサイズ”のフォルムのひげそり。

 

 

なぜ、Panasonicのひげ剃りは想定の12倍以上の売上をあげることができたのか?

従来よりも小さくなったからでしょうか。

もちろん、形が違うというのもあるとでしょう。従来より小さくなっているので持ちやすくもなっているから。しかし、小さいだけの髭剃りなら、Amazonで「小さいひげ剃り」と検索かけると数千円の髭剃りが無数にでてきます。

ですから、ラムダッシュパームインが売れている理由とは違うでしょう。

 

価格が安いからでしょうか。

これも違うでしょう。ラムダッシュ パームインは5枚刃のひげそりで41,000円します。一方、同じパナソニックのひげそりで5枚刃のラムダッシュPROは27,000円です。むしろ、高い設定になっています。

 

しかし、販売台数は12倍以上と。一体何が違うをもたらしたのでしょうか?それは、、、

 

ポジショニングです。

従来のひげそりのポジションを変えて、若者に向けて販売するようにしました。

30代から40代のものだったものを、あえて20代にポジションを変えて。

 

 

このプロダクトを作った担当者さんは、ポジショニングについて、こう答えています。

 

想定の12倍以上売れたのは、やっぱり、新しい市場を作れたことが大きいと思っています。従来の電気シェーバーには”なかった理由”で、パームインを購入いただいている方が多いんです。

 

まず、これまで電気シェーバーを使っていなかった人たちが購入してくれているんですよ。

 

男性のヒゲは、年齢を重ねるごとに濃くそりづらくなっていきます。そのため、高性能に特化した従来の電気シェーバーの利用者は、30代以降がほとんどでした。でも、デザイン性の高さやコンセプトから、パームインの購入者は20代の若い方も多いんです。

 

また、これまでの電気シェーバーを購入するきっかけは「今使っているものが壊れたから」という理由がほとんどでした。でもパームインにおいては、家族やパートナーへのプレゼントとして購入される方や、「持ち運びに便利だから」という理由で2代目として購入される方も多いですね。

 

「出張や旅行用に」と持ち運びやすいパームインを購入したけど、コンパクトなのに使い勝手がいいから自宅でも毎日使っている、といううれしいお声もいただいています。(ITビジネスから引用

 

飽和している治療院でも、ポジショニングを変化させるだけで繁盛院を作ることができます。

兵庫県に、普通の整骨院を運営している先生がいました。

野球選手が得意で肘を治すことが得意でした。彼は、阪神の二軍に帯同するトレーナーでした。

 

すごい特技をもっているのですが、ただ、院は全然流行っていませんでした。閑古鳥がないていていました。

毎日、患者さんが来ないなと嘆いていいました。

 

そんな時、彼は、ある人から、一言アドバイスを受けました。

 

半年後。

彼の施術所には野球選手が続々くるようになり、今では予約が取れなくなっています。毎日楽しそうに仕事をしています。

 

彼が受けたアドバイスが、、、

「ポジショニング」でした。

普通の整骨院から「メディカルベースボールクリニック」に変えようと。

 

彼は、

「あの時、ポジションを変えてメディカルベースボールにしてよかったです。一歩でも遅れていたら、こんなに楽しい仕事ができなくなっていたかもしれません。本来やりたいことができてるので、毎日めっちゃ楽しいです」と。

 

治療院でポジショニングはどうやってやるのか?

隠れた強みをみつけて、特性を活かした

地域No.1ポジショニング個別セッションでできます。

 

現在、個別セッションは予約満タンにつき、ただいま休止中です。

来月は5名ほど受け付けれます。

来週ぐらいには、募集させていただきますので、

楽しみに待っていてくださいませm(_ _)m

 

ポジショニングについてのご相談は山下まで(^^)

 

あ、Panasonicの記事が書いてるITビジネスはこちらから(https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2402/20/news017.html

 

 

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