From:山下晋弥 治療院マーケター
気象庁調べで、雨が降るかどうかについて予想した週間天気予報について、3日目の予報の的中率は約72%、5日目で約69%、7日目には約64%に低下ということです。
衛生が発達して雲の動きがわかりやすくなったとはいえ、
未来のことを当てるのは難しいですね。
でもね、
「潰れないお店」を当てる事はできます。
気象庁が天気を当てるよりも簡単にです。
だって、潰れない店は見えるからです。
先日、父親が運ばれた「大阪市立医療センター」という大規模病院と都島駅の間に、一軒ケーキ屋さんがあります。
ここは絶対に潰れることはないでしょうね。
1億円かけてもいいですよ。いや、全財産かけてもいいですよ。
この店は「繁盛する計算」でやっているのですから。
つまり、90%以上勝ち筋が見えていたのでしょうね。
今日のメルマガではこの話の答えを公開していきましょう。
先日、メルマガ読者の方から、
「自費治療院で経営をしていくにあたり、最も大事なのは何ですか?
お金ですか?顧客ですか?何を重視していけばいいでしょうか?」
質問をもらいました。
彼は一人治療院ですね。受付さんがいるようですよ。
あなたが質問をもらったとしたら、
何と答えますか?
ですかね。そうでしょう。
でも、私は違うと思っています。
そう。資金ではないと言い切りますよ。
いくら、お金があってもしんどくなる可能性がありますからね。
今、逆の意味ではやっているビッグモーターさんは、お金はあるでしょう。
経営困難で、90億を銀行から借り入れできなかったので、自社で払うということをでしたので。
お金を持っていてもやばいですね。
潰れるのも砂時計の砂が落ちきる手前にきていると思いますよ。
さらに、、、
優秀な「人」でもありませんよ。従業院がスペシャルすごい人がいるとかでもありませんからね。何でも治せる人がいると楽は楽ですが、残念ながら、違います。
私が必要だと思うのは、
「場所」です。
ただ、場所がいいとかではありませんよ。
場所が良いってのは、誰にとっていいかよくわかりませんからね。
例えば、世間で良いと言われる駅前に出しているとします。
でも、別に駅前がいいとかではありませんよ。駅前でも潰れる事はありますからね。
私のクライアントさんも、乗降者数が、大阪で30番の駅前でやっていましたが、
瀕死だった時がありますよ。
チラシを撒いて集客できないという時期もありました。
ですから、私がいう、場所のいいってのは、ただの場所ではなく、
場所の「優位性」のことです。
駅前に院があるクライアントは、危なく潰れる前に「優位性」に気がついていなかったのですよ。
彼は場所の「優位性」を活かせていなかったのです。
だから、、、危ないところでしたね。
冒頭のケーキ屋さんの話をしましょう。
とっても繁盛しているといいましたね。
答えはもうわかりますでしょうか?
場所の「優位性」ですね。
ケーキが売れる優位性がありますよ。圧倒的なね。手土産需要のね。
私がケーキ屋を出すなら、繁盛させる可能性を80%以上にするなら、
誰がなんと言おうと、反対されようと、
「このケーキ屋の隣」に店を構えます。
月80万から90万ほどの売上をあげる、
小さな小さなケーキ屋をね。(小さい方が人件費を少なくして利益がでますからね)
隣のケーキやから”漏れた”お客さんを
ゲットするためだけのケーキ屋にしますよ。
これがうまくいく方法です。ちなみに、コバンザメ戦略とも言います。
非常に優れていますよ。
この戦略を使わない事例でもわかるでしょう。
実際、病院と駅の道の反対側にもケーキ屋はあります。でも、駄目ですね。
繁盛している気配すら見えません。
人が入るところをクリスマス以外で見たことがないですよ。
私も一度入りましたが、節電しているのかなって思うぐらいの暗さですね。
でも、ここで絶対にありますよね。
ケーキが上手いからでしょって。だから流行るんでしょって。
そんなことはないですよ。毎日食べたら糖尿になる確立が99%ぐらい甘いです。
私は甘くないケーキが好みなので合いませんよ。
でも、病院の手土産には最高です。
残念ですが、少しぐらい甘く作る方が手土産を受け取った人、つまり
療養中の方は「うまい」のですね。
病気の時はそんなものです。病院食は「脱糖」をされていますので
甘いケーキが「う ま い」のですよ。
健常者には合わないのはこういうことですね。
少し、話は変わりますが、
受け取った人が食べた時「めっちゃうまいやん」と言ったらどう思いますか?
手土産を持っていった人は。
「あそこのケーキ「うまいんだ」という
ポジションになりますね。
食べずして「うまい」、そして、食べた人も「うまい」
を絶対に作れるのです。
これも場所の「優位性」をつかった
マーケティングですよ。
とにかく、マーケティングがうまいのです。全ては
「場所の優位性」のおかげですがね。
さて、わかっていただけたでしょ?
場所の優位性が大事なこと。
自費治療院を繁盛させるなら「場所の優位性」を一番に考えてましょう。
自分のお店の「場所」の特性を活かせていますか?
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